【加古川】不動産買取がおすすめ！古家付き土地を高値で売却する方法とは？

古家付き土地とは

古家付き土地とは、築年数が古く、経済的価値がないと評価された家が建っている土地のことです。不動産広告で見ると「土地（現況：古家あり）」や「中古住宅」の分類で販売されています。古家付き土地と中古住宅に明確な基準はありません。木造住宅の法定耐用年数が22年に設定されていますので、築20年以上の住宅は古家と呼ばれるケースが多い傾向です。築年数の幅が広いため、老朽化が進んでいる古家もあれば、少し修繕すれば人が住める古家もあります。

古家付き土地を買い取ってもらうメリット

古家付き土地を相続したものの扱いに困っている方に向けて、買取を依頼するメリットをご紹介します。

解体する必要がない

古家付き土地として売却すると、解体費用がかからない点が大きなメリットです。通常、古家を取り壊す場合は、解体費用と更地代が発生します。一般的な木造建築の解体費用は150～200万円程度ですので、すぐに解体費用を用意できない場合は、古家付き土地としての売却がおすすめです。

すぐ住める状態であれば売却しやすい

古家と呼ばれる家の築年数は20年からと幅広く、比較的築年数が浅く状態の良い物件の場合は、簡単なリフォームで人が住める状態になりますので、売り出しやすいのが特徴です。買取業者もすぐに買い手が見つかったり賃貸にできたりする物件であれば、古家でも利益を生み出せる可能性があります。

固定資産税が節約できる

土地に住宅が建っている状態だと、住宅用地の軽減措置特例が適用され、固定資産税が安く抑えられます。古家を取り壊して更地にすると特例が適用されず、固定資産税が上がってしまいますので注意しましょう。

契約不適合責任が免責になる

古家付き土地の家は、経済的な価値がないと判断されるケースが多いため、契約不適合責任が免責になる可能性があります。ただし、契約書に書かれていないと適用されませんので、契約前に必ず書類を確認しましょう。

古家付き土地を買い取ってもらうデメリット

古家付き土地の買取にはデメリットもありますので注意しなければなりません。こちらでは、主なデメリットを2つご紹介します。

相場より価格が低くなる可能性がある

古家付き土地として売却すると、売主が解体費用を支払う必要はありませんが、その代わり買主が解体費用や更地代を支払わなければなりません。そのため、解体費用や更地代を含めて価格設定される場合があります。

値引き交渉をされやすい

古家付き土地として売却する場合、家に経済的な価値がないと判断されることが多く、値引き交渉をされる可能性が否定できません。築年数の古い建物が土地の印象を下げてしまうリスクがあります。

古家付き土地が高価買取を狙える理由

コストや税金面でメリットがある一方、売却方法に工夫が必要な古家付き土地ですが、買取業者に買取を依頼すれば高値で買い取ってもらえるケースも少なくありません。古家を取り扱う買取業者は、築年数が古い物件でも解体して売りに出したり、リノベーションして活用したりと取り扱いに慣れていますので、高値で買い取ってもらえる可能性が高い傾向にあります。