【姫路】不動産売買を検討中なら要チェック！土地売買の流れとは？

売り出し前

・必要書類の準備

売却を始める前に、まずは必要な書類を集めましょう。書類の数は多いため、早めに取り揃えておくことが大切です。主な必要書類は以下のとおりです。

• 登記済証または登記識別情報
• 土地を購入した際の売買契約書
• 固定資産税納税通知書
• 境界確認書
• 身分証明書（運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど）
• 登記事項証明書（登記簿謄本）

特に「登記済証または登記識別情報」は査定や売買契約、引き渡し時に必要なので忘れずに準備しましょう。

・土地の相場を調べる

査定前に土地の価格相場を把握しておくことは大切です。価格相場の把握はおおよその売却可能価格の参考になります。国土交通省の土地総合情報システムや全国地価マップを利用することで相場を調べることが可能です。土地総合情報システムでは実際の土地売却における取引価格、全国地価マップでは「固定資産税路線価」「相続税路線価」「地価公示価格」「地価調査価格」といった公的な土地評価情報がわかります。

・不動産会社に査定を依頼する

相場を確認できたら、不動産会社に査定を依頼します。このときのポイントは複数の不動産会社に依頼することです。複数の会社の査定価格を比較することで、より正確な売却相場を把握できるでしょう。

・不動産仲介業者を選定

複数の不動産会社から査定結果が送られてきたら、自分自身で調査した相場観と照らし合わせて、各不動産会社の査定結果を確認しましょう。確認したうえで、不動産仲介業者を選定します。

・不動産仲介業者と媒介契約を締結

査定価格と提案内容に納得できたら、媒介契約を締結します。媒介契約には、一般媒介・専任媒介・専属専任媒介の3種類があり、どの媒介契約がよいのかはご自身の状況によって異なります。

• 一般媒介：複数の会社に依頼可能
• 専任媒介：1社のみに依頼（自分で買主を探す自己発見取引が可能）
• 専属専任媒介：1社のみに依頼（自分で買主を探す自己発見取引は禁止）

媒介契約は土地が高く売れるか、早く売れるかを左右する要素となるため、慎重に選びましょう。

・売却価格の設定

土地売却を依頼した不動産仲介業者と相談を重ねたうえで、売却価格を決定します。

・測量を開始する

土地の境界線が未確定な場合は、測量を開始しましょう。境界線が曖昧な土地は隣地トラブルが発生しやすいため、買い手から敬遠されがちです。売却活動に入る前に、土地家屋調査士に「確定測量」を依頼しましょう。

売り出し中

・売却活動をする

測量が完了し売却価格が決定したら、不動産会社はチラシやネット広告などの販促活動を行います。売り手は定期的にもらえる販促活動報告を確認し、状況を見守りましょう。

・土地購入希望者と条件交渉をする

販促活動をしていると、購入希望者から現地見学の希望や売買条件の交渉が入ります。交渉の末、購入希望者の購入意志が固まったら「買付証明書」が提出されます。条件交渉がまとまれば、売買契約書の草案を不動産会社が作成します。売り手と買い手それぞれがこの草案を確認し、詳細の条件を照らし合わせながら売買契約書を完成させます。

売り出し後

・売買契約を締結する

買い手が決まったら、売買契約を締結します。不動産会社のオフィスなどに売り手と買い手が集まり、売買契約書に署名押印します。

売買契約の当日には、不動産会社の宅地建物建築取引士が重要事項説明書の内容を確認しながら契約を進めます。重要事項説明書には売買代金の支払い方法や契約解除の規定、違約金発生の条件などが記載されているため、確認しましょう。

・決済・引き渡しを行う

決済と引き渡しを行います。決済では、売買契約時に支払われた手付金の金額を差し引いた残金を受け取ります。

引き渡しの当日は売主と買主、不動産会社の担当者に加えて、所有権移転登記を行うために司法書士が同席します。

残金を受領したら所有権移転登記を行い、土地の売却が完了します。これまでの工程には、およそ3ヶ月程度かかるといわれています。

・確定申告を行う

確定申告も忘れてはいけません。土地を売却し売却益が発生した場合には税金がかかります。確定申告を忘れてしまうと脱税行為とみなされてしまうため、必ず申告するようにしましょう。

T&Cエステート株式会社では、姫路や加古川を中心に土地売却・購入のご相談を承ります。姫路エリアの特性を熟知した経験豊富なスタッフが、お客様の土地売買をお手伝いいたします。会社概要については以下をご覧ください。