加古川で不動産売却をするなら事前にチェックしたい！土地の査定の前に準備することとは？

土地の査定とは

査定は、売却時に価格の目安を確認するために行われます。自身で査定額を調べることもできますが、不動産会社に無料で依頼することも可能です。土地の査定額を自分で調べるのは手間がかかりますが、不動産会社で提示された価格が適正であるかどうか判断する材料になります。

不動産会社での査定は、基本的に無料で対応してくれる場合が多い傾向にあります。ただし、不動産鑑定士が行う場合は有料ですので、まずは不動産会社の無料査定を試してみるのがおすすめです。複数の会社に依頼することで価格の比較ができます。

査定前に準備しておきたいこと

不動産会社に依頼した際、適切な査定を行うためにも事前準備が大切です。こちらでは、準備しておいたほうがよいことを3つご紹介します。

書類準備

不動産会社に依頼する際、書類の準備が必須というわけではありません。しかし、資料となる書類があることで適切な査定が行えるため、可能であれば準備しておくことをおすすめします。

具体的な参考書類は以下のとおりです。

• 登記済権利証または登記識別情報通知書
• 地積測量図
• 境界確認書
• 確定測量図
• 地盤調査報告書
• 売買契約書
• 重要事項説明書
• 固定資産税納税通知書または固定資産評価証明書

土地の名義確認

土地を含む不動産を売却する際、売却手続きができるのは原則、名義人本人のみです。査定時に不動産会社から名義人を確認されることがありますので、事前に確認しておきましょう。

特に、相続した土地の場合、名義人変更を行っていない可能性もあります。その場合は不動産会社に事情を説明し、売買契約まで進む前に、名義変更の手続きを行わなければなりません。

土地の清掃

土地の管理をこまめに行っていることをアピールするためにも、ゴミや雑草の除去などを行っておきましょう。管理状況が査定価格に大きく影響を及ぼすわけではありませんが、雑草が荒れ放題だったり、ゴミの不法投棄があったりした場合、印象が悪くなる可能性があります。

土地の査定を行う基本的な流れ

こちらでは、不動産会社に土地の査定を依頼する際の流れをご紹介します。スムーズなやり取りを行うためにも、事前に流れを把握しておきましょう。

1．査定の申し込みを行う

不動産会社や一括査定サイトなどで査定を依頼します。依頼を出す際は、住所や連絡先、土地と依頼者の関係、査定理由などの記入が必要です。依頼後、主に電話やメールの連絡で訪問日を決めますので、あらかじめ大まかな日程を決めておくことをおすすめします。

2．訪問査定をしてもらう

日程が確定したら、当日不動産会社のスタッフに訪問してもらい、査定を進めます。古い家が建っている土地など立ち会いが必要な場合は、依頼者自身の予定も空けておく必要があります。土地の査定にかかる時間はおよそ30分です。

3．査定結果を受け取る

訪問査定完了後、数日から1週間ほどで結果が通知されます。結果の確認方法は不動産会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。書類の郵送やメールでのデータ添付などの通知が一般的です。

査定結果を確認した後、気になる内容があれば担当スタッフに確認して、結果の理由を明確にしておきましょう。