相続によって手に入れた実家や別荘など、活用できず空き家として持ち続けている方はいらっしゃいませんか?
引き継いだ家は築年数が経過していることも多いので、どう手放したらいいのか、買い手が見つかるのかなど不安に感じることもあるでしょう。
空き家の売却は、まず知識を身につけておくことで納得できる結果を得られやすくなります。今回は空き家の売却を検討している方へ、主な売却方法や売却のメリットなどをご紹介します。
空き家を売却する3つの方法
そのまま売却する
空き家をそのまま売却する場合、下記2パターンの方法が考えられます。
空き家を中古住宅として売却する
そのままでも住宅としての利用が可能であれば、修繕やリフォームに費用をかけず中古住宅としてそのまま売却できます。
空き家であれば即日入居にも対応でき、買主は実際に物件を見ながら検討できます。
古家付き土地として売却する
「古家(ふるや)付き土地」とは、経済的な価値のほぼない古家が建っている土地のことです。
同じ立地の土地のみと比べると売却価格は安くなる傾向にありますが、土地の購入費を抑えたい買主からは需要が期待できます。
建物を解体し更地にして売却する
建物の老朽化が進み住宅としてそのままで利用するのが難しい場合、空き家を解体して更地にしてから売却する方法があります。解体に費用は発生しますが、古家付き土地のように買主側が解体費を負担する必要がないため、早く買い手が付きやすいというメリットがあります。
一方で更地は固定資産税や都市計画税の減税措置の対象ではないため、住宅付きの土地と比べるとこれらの税金が高額になるので注意しましょう。
不動産会社に買取を依頼する
買取を利用し、不動産会社に空き家を買い取ってもらうの方法です。
買取は売却完了までの期間が早く、1か月ほどでの契約も可能。一般的な不動産売買では3か月から半年ほどかかるケースもあるので、とにかく早く空き家を手放して現金化したい場合はおすすめです。一方で、買取の価格は市場の相場よりも2割ほど安くなってしまう点に注意が必要です。
とくに取り壊しが必要なほど老朽化が進んだ空き家は、土地の条件が非常に良い場合を除くと買主が付きにくくなります。解体やリフォームに費用はかけられないけれど空き家を手放したいとお考えであれば、検討してみるとよいでしょう。
空き家を売却するメリットは?
空き家を手放したいとは思いつつ、売却には時間も手間もかかるため、なかなか進めにくいという方も多いかと思います。
しかし空き家の売却には多くのメリットがあるので、手間とメリットを比べた上で、あらためて検討してみましょう。
空き家売却のメリット1 維持費がかからなくなる
空き家は保有しているだけで、土地と建物に固定資産税と都市計画税という税金が発生します。更地ではなく空き家がある状態であれば減税措置の対象になりますが、出て行くお金があることに変わりはありません。
空き家を売却することで、これらの費用はかからなくなります。
空き家売却のメリット2 管理の負担がなくなる
空き家を維持するには、定期的に換気や清掃を行い管理しなければいけません。管理のために何度も足を運ぶのは時間と手間がかかりますし、空き家が遠方にある場合は行くことすら難しいケースもあるでしょう。
売却ができればこのような管理の負担がなくなり、時間と手間をかける必要がなくなります。
空き家売却のメリット3 近隣に迷惑をかけるリスクが減る
まめに管理ができない空き家は野良犬や野良猫が住み着いたり、手入れの行き届いていない生垣や庭の樹木が生い茂ったりといった近隣に迷惑をかける原因となります。また放火や不審者侵入といった犯罪につながることもあり、他者に損害を与えてしまった場合は所有者の責任が問われてしまうのです。
このような可能性があるのは心理的な負担になるため、売却は安心につながることもあります。
加古川で空き家売却のご相談はT&Cエステートへ
T&Cエステートは、加古川エリアを中心に売却の仲介や買取を行ってきた地域密着の不動産会社です。相続で得た物件の売却や、空き家の活用方法について、これまでの経験をもとにアドバイスが可能です。
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このようなお悩みがある方は、ぜひ一度T&Cエステートにご相談ください。お客様のお話を聞き、空き家売却や買取に関するメリット・デメリットなどを本音でお伝えします。