不動産の売却を考えたとき、何も知らずに業者の言いなりになってしまったら、不本意な形の取引になる危険があります。まずは簡単で結構ですので、ある程度の知識を頭に入れておくことが肝心です。
正直に申します。少し「業者が嫌がるお客さん」になりましょう。しかしそれは熱意のぶつかり合いとなり、お互いの納得がいく取引となるはずです。とはいえ、頭でっかちになりすぎはダメ。しっかりアドバイザー、不動産屋さんの助言に耳を傾けることも重要です。
それでは不動産売却の大きな２つのパターンを紹介します。
仲介 ＝ 高く売る
不動産会社に物件の買い手を見つけてもらう方法です。手数料分の費用がかかり、買ってもらう相手を待つ間の時間がかかります。しかしある程度の査定額で買い取ってもらえ、納得できる価格で売りたい方におすすめの方法です。
買取 ＝ 早く売る
物件をそのまま、不動産業者に買ってもらう方法です。直接の取引ですので、仲介手数料はかかりません。とにかくスピーディーに取引が進み、あっという間に売却完了となります。しかし難点があり、業者にとっては資産を入手することは在庫を抱えることになるので、リスクを抑えるために買取価格も抑える傾向にあります。
まとめ
高く売ることを目指す方は、「仲介」でしっかり買い手を紹介してもらう、早く売ることを目指す方は、「買取」でスピーディーに話を進める、というのが、不動産売却の２大手法です。お客様の状況、立場によって、この２つを選択することになります。
しかし、ふつうこのような取引に慣れている人は少なく、判断が難しいはずです。
そこはプロの力を借りましょう。
不動産会社によって査定の判断基準が違ったり、実際の不動産の長所・短所を見抜く「ベテラン」が所属していたり、差が生まれてくるはずです。必要あれば手間と時間はかかりますが、複数の不動産会社に相談してみるのもいいでしょう。
加えて不動産は、その不動産がある地域の業者は、物件の良さを見抜くポイントを十分持っています。
やはり地域の不動産に強い地元の不動産会社に相談することを、まずはおすすめします。
