30代夫婦の住居購入 今は買いどき?やめるべき?

30代夫婦の住居購入 今は買いどき?やめるべき?

 

30代夫婦を仮定します。2017年の段階で、一戸建てやマンションは買いどきなのでしょうか?
それともやめるべきなのでしょうか?

結論から言います。「買いどき」です。その大きな理由を3つのポイントにまとめました。

 

POINT.1 最低水準の住宅ローン金利

一般市場の金利に連動している住宅ローンの金利。銀行にお金を預けても、なかなか利子は増えませんよね。ふつうの金利が低いということは、実は住宅ローンも低水準であるという状況をも生みます。

変動型の金利は条件によっては、たった0.5%近くの利子で、住宅ローンを組むことができます。
将来の計画が立てやすい固定金利もかなりの低さです。長期的に払っていくローンについては、少なければ少ないほどいいのは当たり前ですね。

 

POINT.2 今だけの税制上の優遇がある

通常の贈与税は年間110万円までが、非課税となります。
ところが住宅資金の贈与になると、この枠が大きく変わるのです。

難しい言葉ですが、そのまま書きますね。「住宅取得資金に係る贈与税の非課税枠」。
これによって“最大1,000万円まで”非課税となるのです。ご両親、もしくはおじいさま・おばあさま夫婦から贈与をいただける可能性があれば、一も二もなくお願いすべきです。

さらには住宅ローン減税は継続され、最大50万円のすまい給付金も、制度が続いています。

 

POINT.3消費税が上がる可能性が高い

現在8%の消費税。不動産のような大きな額を動かす場合には、消費税の上昇はものすごい金額の上昇となります。

物件価格が
1,000万円の場合
消費税8% 消費税10%
80万円 100万円

 

この差額の20万円をどう判断するかは、個人差があるでしょう。しかし払わなくてもよいものを払うのは無駄だと思いませんか。かといって、消費税が上がるからと慌てて購入に走ることは避けてほしいと思います。

 


いずれにせよ、30代で家を購入するということは、
ローンを払う期間が長くなるパターンが多いはずです。

「まずは頭金を貯めてから…」という方には「頭金を貯めている間の家賃は?」という疑問をぶつけます。低金利の水準である今こそ、住宅の購入を考えてみませんか?